医療事情
海外では日本の保険が利かないため、日本に居るときに比べ、医療費はかなり高額になります。ましてやワーキングホリデー(ワーホリ)のように1年以上現地滞在をされる方は必須です。「保険は入らなくても大丈夫なのでは?」「クレジットカードに保険が付帯しているから」などとお考えの方もこのページを参考にして下さい。
海外に滞在中に海外旅行保険を利用する方は05年には42人に1人は何らかの事故、病気で保険を利用されています。長期滞在にいたってはもっと使う機会は増えます。また、オセアニア方面の事故率も決して低くはありません。
都市 | 救急車利用料金 | 入院保証金 | 入院費用/盲腸で入院した場合の費用例 |
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シドニー | 13,000円 | 66,000円 | 59,000円/211,000円(2日入院) |
メルボルン | 62,000円 | 必要 | 57,000円 |
ゴールドコースト | — | 85,000円 | 55,000円/270,000円(3日入院) |
ケアンズ | 76,000円 | 85,000円 | 43,000円/254,000円(3日入院) |
パース | 24,000円 | 不要 | 75,000円/270,000円(3日入院) |
このように一度入院などをするととても高額な医療費がかかります。もし保険に入っていなかったらワーホリも中止になりかねない金額です。お気をつけ下さい。
保険で一番使われる補償は疾病治療(病気の治療費)です。旅先で風邪をこじらせたり、食べ物や生活習慣が合わずに具合が悪くなってしまうことも考えられます。そしてワーキングホリデー(ワーホリ)では旅に出る方も多いかと思います。旅先で安宿に泊まってデジカメや音楽プレイヤーが盗難にあってしまうということもありますので、携行品の補償も重要です。